最新!Google検索表示の変動|SEO対策ニュースメール


今回は大きく変化しつつあるGoogle検索表示の結果についてまとめてみました。
少しでもお役に立てればと思っています。

Google検索結果の動向
2022年2月情報

今までの検索上位20位まではポータルサイトやまとめサイト、ランキングサイトで埋め尽くされていました。
しかし、最近になって少し変化が見られるようになってきました。
「エステ 梅田」や「美容院 西宮」「焼肉 心斎橋」などで検索してみてください。
店舗の公式サイトが少し入ってきているはずです。
上記のような検索キーワードは非常にSEO対策が難しいキーワードの部類に入ります。
検索結果のほとんどがホットペッパーや食べログのようなポータルサイトで埋め尽くされていたのですが、最近は検索結果の1ページ目に表示されるケースも出てきました。

もしかすると今後は、こういった流れが主流とまでは行かなくてもある程度存在感のある支流になるかも知れないと期待しています。
そうなればホットペッパーなどのサイトに高い広告費を払わなくても、SEO対策のみで集客が出来るサイトが増えてきますので、経営者様にとっても朗報かと思います。

昨年の秋ごろからGoogle検索の結果は徐々に変わりつつありました。
2月に入ってその変化が目に見えて分かるようになって来ましたので、それらの変化もお伝えします。

1. PC版検索結果の説明文の文字数が少なくなりました。
今まで長い間パソコンで検索した時には120文字ぐらいが表示されていました。
しかし、今検索してみてください。スマホ検索と変わらないくらい少ない文字数に変わっています。
約80文字、2行程度の分量になっているでしょう。
ディスクリプション(description)というカ所にテキストを書いているとこの説明文に表示されます。
書いてない場合は、Googleが本テキスト内から適当に文書を拾い上げて表示してくれます。
これからは80文字で情報を伝えられるように、テキストを見直すと良いでしょう。

2. 検索表示数の減少
これも以前からありましたが、最近は特に目立つようになってきました。
ほとんどのユーザーはキーワード検索した時に、最初の1ページ目にサイトが10個表示されるものだと思い込んでいるようですが、実際には違います。

9サイトの時もあれば、8サイト、7サイトの場合もあります。
10個固定で表示される訳ではないのです。
実際に上記のキーワード「エステ 梅田」や「美容院 西宮」「焼肉 心斎橋」で検索結果のサイト数を数えてください。
私が見たときは「エステ 梅田」が9サイト「美容院 西宮」は8サイト「焼肉 心斎橋」は9サイトでした。
今後更に減って行く可能性もありますので、10位以内であれば1ページ目に載れるという考えは改めないといけないでしょう。

3. 強調スニペットの出現率が上昇
例えば「リンゴの名産地」で検索してみてください。
最初に強調スニペットで表示がされていませんか。
○○とは?や〇〇の方法など質問形式のキーワードなら、かなり高い確率で出現しているでしょう。
今後コンテンツを考える時は、このような質問形式の検索に考慮した作り方をすると良いでしょう。

4. インデント表示の出現率増加
検索結果の表示に同じサイトURLが2列表示で現れることを言います。
最近になって復活してきました。これによって1つの検索キーワードで2つのページ
が表示できるようになったので、こちらもコンテンツを企画する時に考慮すると上手く出来るかも知れません。

5. リッチリザルトの出現率増加
リッチリザルトを分かりやすく一言でいえば、他の検索結果より目立つ表示結果のことで30種類以上あると言われています。
よく見かけるものでは、パンくずリストやQ&A、商品画像、ハウツーなどがあります。
リッチリザルト自体はSEO対策とは関係ありませんが、目立ちますのでクリック率は上がるでしょう。
先ほどの「リンゴの名産地」でも出現していますので、確認してください。
構造化データの設定によってリッチリザルト表示される確率が高まります。
あくまで判断するのはGoogleですが、リッチリザルト表示される可能性にエントリーするだけでも、やって損はないと思います。

6. PAA(他のユーザーが行った質問)の日本導入
さっきと同じ「リンゴの名産地」を見てください。
「他の人はこちらも質問」と表示されているでしょう。
2022年2月現在は表示されています。
PAAはGoogleが質問をリスト化してユーザーのニーズに合いそうな情報をまとめて表示したものです。
日本は2月に導入されたばかりですが、ここに表示されればアクセス数は伸びますので対応するべき施策です。
PAAの回答はGoogleがコンテンツの一部を抜粋したもので作られていますので、ご自身のサイトのコンテンツを質問と回答の形式でしっかりと書くことで取り上げてくれるかも知れません。

以上が最新のGoogle検索結果の動向になります。
かなり動きが出ていますので、頑張って追いかけてください。
脱落せずについていくだけでも、競合を引き離せる可能性もありますので、とにかく手を動かして行きましょう。