自尊心よりも○○を重視したコンテンツ作り|6月のSEO対策情報

そろそろ世の中も
忙しく動き出した感がありますが如何お過ごしでしょうか。

SEO対策関連で言えば
今年は3月にGoogleアップデートが行われましたがそれ以降大きな
変化は見られません。

現状のGoogleの考え方としては、どんなにSEO対策を頑張って、
良いコンテンツを作ったとしても、サイト内に評価の低いページが
あるとサイト全体の評価が下がってしまう傾向が強く表れています。

つまり良いページを作ると同時に悪いページを無くす作業が必要に
なって来ました。
その具体策について、以前から言われ続けている事のおさらいに
なってしまうのですが、それでもまだ出来ていないサイトが
見受けられますので、今回は別の角度から見ていきます。

●それは自尊心を捨ててコンテンツを作るということです●
弊社のクライアント様を含め多くの人が間違えやすいポイントがあります。
それは「専門的な内容を書き過ぎる、または書こうとする」ことです。

多くのオーナー様は競合サイトを見て言います。
「内容が薄い」「書いている中身に意味がない」「レベルが低い」
「私ならもっと専門的なことが書ける」という具合です。

その業界に長く携わってきたオーナー様であれば尚更この様な思いを
強く感じるようです。

高度な内容をコンテンツにすること自体が悪いことではないですし
一見他社よりもレベルの高い会社のようにアピールできると考えてしまいます。

しかしSEO対策上その考えが落とし穴となるのです。
Googleはサイトの評価基準としてアクセスの多さを見ています。
いわゆる「行列の出来ているお店は良い店」と同じ感覚です。
アクセス数が多い→行列のお店と同じように人気が高い→つまり
良い店だから上位表示させようと考えているわけです。

そこで御社の業界について考えてください。
「プロレベルの知識を求めた」ユーザーと「初心者レベル」の
ユーザーの数です。

結論を言うと殆んどの業界において初心者レベルのユーザーが多いのでは
ないでしょうか?
もしそうであるならば、アクセス数を稼ぐのは初心者なのです。
高度な知識レベルのコンテンツを作っても、初心者には理解できないので
読まないでしょう。
その結果、SEO的にも順位を落としてしまいます。
レベルが高いけども人気のないホームぺージが誕生してしまうのです。

もしWeb集客で勝ちたいと思うなら、高度なコンテンツを作りたいという
欲求をコントロールしてください。
それは「ユーザーにとって必要でかつ高度な内容」なのか?
もしくは「自尊心や競争心」に煽られていないか?
これを考えないといけません。

私がクライアント様によく言うのが「小学生にでも分かるような簡単な
文章」で書いて欲しいという言葉です。

「簡単、分かりやすい」と「レベルが低い」は意味が違います。
また「レベルが低い」と「実力不足」もホームぺージ上では
意味が違ってきます。
初心者にむけて敢えて「レベルを下げている」場合があるからです。

ポイントはユーザーに集中することです。
自尊心を満たすだけの高度なコンテンツを作らないよう注意してください。
そうすれば、SEO対策もうまく出来ると思います。

Googleビジネスプロフィール「MEO業者」の選び方とは


Googleビジネスプロフィール(MEO)業者の選び方

今回はMEO業者の選び方ですが、登録設定だけしたいのであれば結論から言うと不要です。自社でやるべきでしょう。費用の無駄です。
登録は簡単に出来ます。
もともとSNSの投稿が出来るレベルのスキルがあれば、素人でも簡単に出来るくらいのレベルで作られています。

だから業者にしてみれば楽勝な作業なのです。
それをわかって営業をかけて来ていますので、もし業者さんと契約をするなら余程しっかりとした相手であるかを見極めるべきでしょう。

では良い業者を選ぶ方法の前に、現状の問題を整理してみます。
1. MEO対策の方法には限りがある
そもそもGoogleマイビジネスプロフィールは書けるカ所が決まっています。
テンプレートのようにあまり自由度がありません。
書ける(文章を書いたり画像を貼ったり)所が決まっているという事は、出来るMEO対策の方法も決まってくるという事です。
MEO業者はたくさんいますが、どこに頼んでも出来ることに限りがあり、やり方も結局似通って来ます。
例えばタイトルだけでなく説明文にもキーワードを自然に入れるとか、口コミ数を増やして返信も全て返しましょうと言う具合です。
Googleのルールに沿ってMEO対策をするので、どの業者もやり方が同じなのは当然の話でしょう。

つまり各MEO業者が同じやり方でありながら、全ての業者の謳い文句は「御社を検索結果の上位3社以内に入る様にします」と営業をしているのです。

※もし「弊社は特別なツールを使ってMEO対策をしているので、必ず3位以内に入ります」という業者さんがいれば、それはGoogleのルールから外れたやり方なので、私なら急いで逃げます。

しかし、冷静に考えて「梅田 カフェ」で検索すればおそらく100件以上のカフェ店がありそうな気がします。そこまで無かったとしても50件は絶対にあるでしょう。
ではその50件にそれぞれMEO業者がMEO対策をしたとしても、表示されるのは3件だけです。
そもそも無理のある話でもあります。

2. そもそも3社しか目立たないのか?
上記しましたように、MEO対策の優等席は3つしかありません。
SEO対策なら10~8サイトぐらいは、いわゆる1ページ目に表示されます。
しかしMEOでは3社しか表示されないのです。
当然競争率は高くなります。

そのため、MEO業者は回避策として狭い地域名での上位表示を提案してくるでしょう。
そうしないと上位3社に入れないからです。
しかし、その狭い地域名で一体どれだけの人が検索するでしょうか。
検索するユーザーがいない様なキーワードで上位3社に入っても、多くの結果は望めません。
業者との契約は上位3社に入っていると毎月MEO対策費を支払う形式が主流ではないでしょうか。
その提案されたキーワードの検索数と支払うことになる費用とのコストパフォーマンスはよくよく考えてみるべきでしょう。

3. 毎月対策をしているわけではない
上位3社に入れば毎月費用が発生する契約が主流と先ほど書きました。
しかし、MEO業者は毎月御社のMEO対策をやっているわけではありません。
契約した最初の1,2ヶ月でMEO対策の設定は終わっています。
その後は、特に何もせずに費用だけ頂いていると言って良いでしょう。
まぁその追求をかわす為に、毎月のデータを作成して送ってくることはあるでしょうがやっていることはそれぐらいです。
これは自己判断になりますが、私はかつてクライアント様に契約の破棄を勧めました。
で、契約解消後の結果ですが、今現在もなんら変わらず上位3社に入っています。

4. 検索地域名の不足
MEO対策をするとしても、実際に検索するのはユーザーです。
ユーザーは「カフェ 本町」のように地域名を入れて検索するでしょう。
ユーザーが思い浮かぶ地域名は、○○市○○町○○丁目ではなく、ほぼ駅名か大きな地域名でしょう。
Googleもユーザーの心理を同じように捉えているため、上位表示される店舗は駅から近い所が優先される仕組みになっています。
そう考えると、駅名を中心にMEO対策を考えなくてはいけないでしょう。
じゃぁ、東京に駅名が幾つあるかと言うとネットで調べた結果約700あるそうです。
大阪で約500です。
ではこの大阪の500で考えるとします。
この500の中には無人駅や単線で各駅停車しかしない所も全て含まれている数字です。
そんなローカル駅も含めた数字ですが、それで考えて行きます。
500駅なら3社が上位表示されるので、1500店舗が3位以内に入る計算になります。

では大阪の喫茶店の数ですが、ネットで調べた結果約9300軒以上となっています。
という事は、どんなにMEO業者が甘い営業トークを使って来ても7800軒は上位表示されません。
なので、MEO業者は殆んど検索されそうにもない様な小さな地域名で上位表示の契約を勧めるのです。

私はこれらの矛盾や問題点は、Googleマイビジネスプロフィールの問題ではなく、MEO業者が抱える問題のような気がしてならないのです。

だからMEO業者とお付き合いをするならば、単に上位表示だけで費用を求める会社様よりも、変化更新を続けるGoogleに対して、上位表示だけでなく常に最新の提案とアドバイスが出来る所を探すべきでしょう。
MEO対策は今後も有効な集客手段となりますので、是非頑張って欲しいと思います。

最新!Google検索表示の変動|SEO対策ニュースメール


今回は大きく変化しつつあるGoogle検索表示の結果についてまとめてみました。
少しでもお役に立てればと思っています。

Google検索結果の動向
2022年2月情報

今までの検索上位20位まではポータルサイトやまとめサイト、ランキングサイトで埋め尽くされていました。
しかし、最近になって少し変化が見られるようになってきました。
「エステ 梅田」や「美容院 西宮」「焼肉 心斎橋」などで検索してみてください。
店舗の公式サイトが少し入ってきているはずです。
上記のような検索キーワードは非常にSEO対策が難しいキーワードの部類に入ります。
検索結果のほとんどがホットペッパーや食べログのようなポータルサイトで埋め尽くされていたのですが、最近は検索結果の1ページ目に表示されるケースも出てきました。

もしかすると今後は、こういった流れが主流とまでは行かなくてもある程度存在感のある支流になるかも知れないと期待しています。
そうなればホットペッパーなどのサイトに高い広告費を払わなくても、SEO対策のみで集客が出来るサイトが増えてきますので、経営者様にとっても朗報かと思います。

昨年の秋ごろからGoogle検索の結果は徐々に変わりつつありました。
2月に入ってその変化が目に見えて分かるようになって来ましたので、それらの変化もお伝えします。

1. PC版検索結果の説明文の文字数が少なくなりました。
今まで長い間パソコンで検索した時には120文字ぐらいが表示されていました。
しかし、今検索してみてください。スマホ検索と変わらないくらい少ない文字数に変わっています。
約80文字、2行程度の分量になっているでしょう。
ディスクリプション(description)というカ所にテキストを書いているとこの説明文に表示されます。
書いてない場合は、Googleが本テキスト内から適当に文書を拾い上げて表示してくれます。
これからは80文字で情報を伝えられるように、テキストを見直すと良いでしょう。

2. 検索表示数の減少
これも以前からありましたが、最近は特に目立つようになってきました。
ほとんどのユーザーはキーワード検索した時に、最初の1ページ目にサイトが10個表示されるものだと思い込んでいるようですが、実際には違います。

9サイトの時もあれば、8サイト、7サイトの場合もあります。
10個固定で表示される訳ではないのです。
実際に上記のキーワード「エステ 梅田」や「美容院 西宮」「焼肉 心斎橋」で検索結果のサイト数を数えてください。
私が見たときは「エステ 梅田」が9サイト「美容院 西宮」は8サイト「焼肉 心斎橋」は9サイトでした。
今後更に減って行く可能性もありますので、10位以内であれば1ページ目に載れるという考えは改めないといけないでしょう。

3. 強調スニペットの出現率が上昇
例えば「リンゴの名産地」で検索してみてください。
最初に強調スニペットで表示がされていませんか。
○○とは?や〇〇の方法など質問形式のキーワードなら、かなり高い確率で出現しているでしょう。
今後コンテンツを考える時は、このような質問形式の検索に考慮した作り方をすると良いでしょう。

4. インデント表示の出現率増加
検索結果の表示に同じサイトURLが2列表示で現れることを言います。
最近になって復活してきました。これによって1つの検索キーワードで2つのページ
が表示できるようになったので、こちらもコンテンツを企画する時に考慮すると上手く出来るかも知れません。

5. リッチリザルトの出現率増加
リッチリザルトを分かりやすく一言でいえば、他の検索結果より目立つ表示結果のことで30種類以上あると言われています。
よく見かけるものでは、パンくずリストやQ&A、商品画像、ハウツーなどがあります。
リッチリザルト自体はSEO対策とは関係ありませんが、目立ちますのでクリック率は上がるでしょう。
先ほどの「リンゴの名産地」でも出現していますので、確認してください。
構造化データの設定によってリッチリザルト表示される確率が高まります。
あくまで判断するのはGoogleですが、リッチリザルト表示される可能性にエントリーするだけでも、やって損はないと思います。

6. PAA(他のユーザーが行った質問)の日本導入
さっきと同じ「リンゴの名産地」を見てください。
「他の人はこちらも質問」と表示されているでしょう。
2022年2月現在は表示されています。
PAAはGoogleが質問をリスト化してユーザーのニーズに合いそうな情報をまとめて表示したものです。
日本は2月に導入されたばかりですが、ここに表示されればアクセス数は伸びますので対応するべき施策です。
PAAの回答はGoogleがコンテンツの一部を抜粋したもので作られていますので、ご自身のサイトのコンテンツを質問と回答の形式でしっかりと書くことで取り上げてくれるかも知れません。

以上が最新のGoogle検索結果の動向になります。
かなり動きが出ていますので、頑張って追いかけてください。
脱落せずについていくだけでも、競合を引き離せる可能性もありますので、とにかく手を動かして行きましょう。